夏には強かったけど‥‥
今年はパッションフルーツをラインナップに加えました。ずいぶん昔、一度挑戦したことがあるのですが、葉が繁るばかりでちっとも花が咲かないので、その時は1シーズンで撤退しています。
今回は満を持して、鉢植えで越冬させたそこそこ大きな株で水耕に挑みました。おかげで数は少ないながらも6月に花が咲きました!人工授粉も成功し、早々に子供の拳ほどの実が成りました。暑くなるに連れて勢いを増し、周囲の果樹がグッタリしている真夏のパイプハウスの中でも、パッションフルーツだけが悠然と葉を繁らせ、わが世の夏(?)を謳歌していました(正確にはもう一種、「インドナツメ」という暑さにバカ強いライバルがいますが‥‥)。確かに実を成らすことには成功したけど、1年前から準備してやっと2個!(しかもずーっと緑色のまま!)。さすがにこれではちょっと寂しいな~と思い始めた夏の終わりに、突然狂ったように沢山の花を咲かせ始めました!今から成っても寒くなるまでに間に合わないじゃないか~~ 確かに夏には滅法強かったけど、結局こちらの思惑通りには振る舞ってくれないへそ曲がりではあるようです。
どうせパッションフルーツを育てるならと、今回は親戚(?)のミズレモンという奴も水耕に投入しています。こちらも今になってようやく花を咲かせました。俯いて咲く、どことなく陰気な気配の花です(真正面から見ればパッションフルーツと瓜二つなのですが‥‥)。きっとこちらも収穫前に冬になっちゃうんだろうな~~
でも、今年はもしかするかも‥‥
水耕栽培プランターごと家の中に持ち込んで、そのまま越冬させようかな~と目論んでいるのです。さすがにある程度は刈り込んでコンパクトにする必要はありますが、それでもかなりの数の実が残るはずです。もしかすると、これから成る実が熟すのを、冬の窓辺でノンビリ待つことが出来るかもしれません。
チョッピリ夢が膨らむな~~