とっても地味な冬の花‥‥
トロピカルフルーツのホワイトサポテが枝先一杯に小さな蕾を着けています。一年の最後を飾る(?)というには少々地味過ぎですが、年末頃には咲きそうです。ホワイトサポテはトロピカルフルーツの中では比較的耐寒性のある方なのですが、冬に花が咲いて実を着けるので、「しっかり防寒してあげないと、花もしくは幼果で落ちてしまい収穫ゼロ」という何とも残念な樹木です。きっと「何年待っても実が成らない!」と歯痒い思いをされている方も多いのではないでしょうか?「放っておいても枯れないほど丈夫だけど、ちゃんと花を咲かせて実を成らすのが実は結構難しい」、そんなトロピカルフルーツって実は意外と多いですよ!
今年は暖かい日が続きずいぶん楽をさせて貰いましたが、そろそろ真面目に防寒策を施す必要がありそうです。ビニールハウスを断熱材でグルグル巻きにしたり、ハウス内にヒーターを設置したり、と知恵を絞っています。そうやって頑張って防寒して越冬させても、春まで落ちずに残る実は多くありません。そしてやっと収穫出来るのは早くて夏頃!「期待しないで待つ」ことが求められる、ちょっと困った輩です。