葉脈だけになったブドウの葉

葉脈だけになったブドウの葉

毎年、クワやブドウの葉を食い荒らすスズメガの幼虫には悩まされます。数年前にはブドウをほぼ丸坊主にされました。食べるスピードが半端ないので、ほんの数匹でも駆除しきれずに生き残れば、一晩で若葉を食べ尽くされてしまいます。今年もあちらこちらに食い荒らされた跡が散見されるようになりました。

孔だらけにされたクワの葉

孔だらけにされたクワの葉

でも、そこから先が以前とは違うのです。食い荒らされるのは葉っぱ数枚程度で、駆除している訳でもないのにそこでパッタリ止んでしまいます。実はハウスに住み着いたアシナガバチが狩っているのです。襲撃の現場は見たことがありませんが、いかにも材料がイモムシらしい肉ダンゴを巣に持ち帰る姿をよく見かけます。雨の当たらないハウス内側のあちこちに結構な数の巣があることから、かなりの餌が必要なはず!きっと害虫駆除でずいぶん助けて貰っているんだろうな~と感謝の念が絶えません。今ではブドウの葉を丹念に捜索するアシナガバチ君とニアミスするのがすっかり日常茶飯事となっています。でも、凶悪なスズメバチとは雲泥の差の「平和主義者」のアシナガバチ君は、ニアミス程度のことで襲って来たりはしないのです。涼しい顔して(?)耳元をすり抜けて去って行きます。お互い全く不干渉ながら、持ちつ持たれつのこの関係はれっきとした「共生」と言えないでしょうか?

ハウスに居着いたアシナガバチ

ハウスに居着いたアシナガバチの巣