嬉しい誤算???
品種不明のチェリモヤが咲き始めました。実は、越冬に失敗して枯れてしまったアテモヤの接ぎ木苗が台木だけ生き残り、大きく育ったものです。接ぎ穂より台木の方がちょっと耐寒性があるみたいです。花もチェリモヤの方がアテモヤより少し早く咲き出しました。
チェリモヤやアテモヤは「人工授粉が必要な果樹」と言われていますが、何もしていないのに花の後にはちゃんと幼果が出来ました(「な~んだ、手間なしでOKジャン!」)。どうやらここ暫くの少しグズつき気味だった空模様が幸いしました。湿度の高い状態が続くとかなり受粉し易くなるようです。もちろん人工授粉にも励むつもりですが、この様子だと人工受粉の寄与がどの程度のものか?ちょっとビミョーな気がします。
湿度の高い朝に漂う何ともトロピカルな良い香り!一瞬で「咲いてる!」と分かります。何とも地味で見栄えのしないその花からは想像出来ない芳香が、「受粉してよ!」という精一杯のアピールなんだろうな~と独り合点しつつ、小筆を片手に人工授粉に勤しんでいます。