コイツも夏には強いですよ！

夏と言えばパッションフルーツのイメージが強いですが、個人的にはインドナツメこそが夏の王者ではないかと思ってます。日本ではマイナーな果樹なので、「陰の帝王」といったところでしょうか‥‥

インドナツメの花と幼果

さすがのパッションフルーツでも暑すぎて少しヘタれ気味の灼熱の昼下がりに、インドナツメは悠然と葉を揺らしています。「ちょっとおかしいんじゃないの？」と訝るほど暑さには強いみたい！本場の台湾では冬のフルーツらしいですが、東京ではちょうどこれから実が大きくなる時期です（正確には、秋頃までダラダラ花が咲き続けますが、これから結果しても実が大きくなる前にシーズンが終わってしまいます）。昨シーズンは越冬に失敗して根元近くまで枯らしてしまったので、今シーズンは復活＆再チャレンジの年です。沢山実が成るといいな～～
高級フルーツばかりが幅を効かす日本の店頭ではちょっと分の悪い、庶民感覚の果物という印象ですが、小ぶりな実を皮ごとシャクシャク食べる感触は、お弁当の後なんかにピッタリな気がします（「デザート」と言うほど主張しないのがいい）。もっと知られていいフルーツだと思うのですが‥‥
越冬にチョッピリ気を遣う以外は、ホントに丈夫な樹木なので栽培は難しくありません。弊社はハウス内で水耕栽培していますが、もちろん鉢植えでも大丈夫！ただし株がデカくなるので「維持管理は水耕栽培の方が容易かな～」とアピールしときます。挑戦したくなりませんか？