私たちがお届けする「緑」はオフィスを飾るインテリアとは違う光を浴びて実を結ぶ活き活きとした「緑」です。
つい先日に咲き始めたベランダの水耕栽培アーモンドが、もう満開を越え散り始めています。受粉樹を見つける前に、全部の花が散ってしまいそうなので、今年のアーモンドは「収穫ナシ」の見込みです。
今日は2月15日です!まだ2月中旬です。毎年、ベランダの水耕樹の中で真っ先に咲くのがアーモンドですが、もう咲いてしまうというのは、いくら何でも早過ぎはしないでしょうか?昨年までのダベイという品種から、今年はマルコナという品種に切替えました。鮮やかなピンクの花のダベイに比べ、マルコナは花の色が淡くてアピールに欠けますが、穏やかな育ちぶりがベランダガーデニング向きで助かっています。マルコナは他品種の花粉がないと結果しない点が困りもの!明日から、どこかのお庭に咲いているアーモンドの樹がないか探しながら散歩することにします。
ホワイトサポテの幼果(子房が育って果実になります)がはっきり分かるようになってきました。もともと子房の大きいクシオ、ライニキは、受粉に成功して子房が少しくらい大きくなってもすぐには分かりませんが、子房の小さいモルツビーの場合は、受粉に成功すると子房がてきめんに大きくなるのですぐに分かります。受粉に成功して幼果が育ち始めたからといって安心は禁物です。収穫は早くても夏の終わり頃なので、それまでしっかりお守りしないといけません。
ヘーゼルナッツがベランダの隅に追いやられて肩身の狭い思いをしています。大きな株ですが、実は片手で持ち運び出来る程度の重量です(これが「水耕」のウリですが!)。ヒョイと運んで片隅に追いやってしまいました。でもこの場所はちょっとした陽だまりで、狭いながらも午後の日差しを浴びてくつろいでいるように見えます。既に芽吹き始めている気配です。春には、わずかながら落ちずに残った雄花が雌花を受粉させてくれるでしょう!出来たナッツの味見が出来るところまでいけば、配置は脇役ながら主役級のはたらきですね!
前回に続きホワイトサポテです。地味ながらも今が盛り、小さな花が密集してゴチャゴチャ~と咲いています。このハウスで栽培しているのは、クシオ、ライニキ、モルツビー、と品種の異なる3株ですが、ちゃんと見ると結構違いがあるのが分かります。クシオ、ライニキは子房が大きく花粉が少ないタイプ、モルツビーは子房が大きく花粉が多いタイプです。花粉の多いモルツビーの両側にクシオとライニキを枝が重なり合うほどギュウギュウ詰めで置いていますが、どんな結果になりますやら‥‥花の落ちた花房のあちらこちらに受粉に成功して生き残った幼果が見つかるようになるまで、あと1~2週間はかかりそうです。
前回、「年末頃には咲きそうです」と書いたホワイトサポテですが、それから約一ヶ月、ようやく咲き始めました。小さなビニールハウスにすし詰めにしているので、花を咲かすのも楽ではなかったみたいです。受粉を担ってくれる昆虫の姿も見えない中、果たしてちゃんと実を着けてくれるか心配しつつ見守っていきます。ハウスの外では最低気温-8.0℃を記録し、防寒しているハウス内も日の出前には氷点下になりました。何とかもう一工夫して、せめて0℃以上を維持出来るよう頑張ってみます!ホワイトサポテは比較的耐寒性がある方なので、何とかそれで実を成らせてくれるものと祈ってます!
アーバングリーンコンポジションは、独自の給排水技術により全く土を使わずに果樹などの樹木を栽培する水耕栽培システムを開発致しました。
既に、マンションのベランダや屋上等で十年以上の実証栽培を積み、多様な果樹で栽培及び収穫を確認しています。
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